こうして別れました。vol.29【バンコク郊外で】
前回の記事はこちら。
ここにいる関係者?の飲食代を、どうやら私が全部お支払いしないといけないことに気づきました。
およそ20名は言い過ぎかもしれませんが、確実に15名はいたと思います。
タイではあまり見かけない桁の数字を見て、私は焦りました。
一瞬払わないといけないなー。とも思いましたが、、、
すぐさま「いや待てよ」。これはおかしくないか?
踏みとどまってみました。
とりあえずYに事情を聞きました。
すると、、、
「今日は私の友達をたくさん呼んだ。今日は待たされて寂しかったから、楽しくしたかったの。いけないの?」
うんうん。そっかそっか。
それなら俺が悪いな。。
って、なるはずがないやろー!笑
まだ2、3人ならまだしも、この人数はおかしいやろ!?
なんて思いながら、たんまりバーツ札も持っていないので、どうしようかと悩んでいたら、Yはこともあろうか、こんな言葉を発しました。
「払いなさいよ」
。。。
・・・
ここで私の何かが切れました。
待たせた自分も悪いし、友達を呼びたかった気持ちもよーく分かるんですよ。
でもね、その言葉の裏に感じた感情があまりにも、冷たかった。
いや、冷たすぎた。
一瞬で私の心も凍りつき、逆に火でもついたかのような怒りという感情が湧き上がってきました。
「おいおい、もうちょっと違う言い方もあるだろう。」
「もうちょっと別の楽しみ方もあっただろう。」
なんて後で思ったことでしたが、、、
この時はなんせムシャクシャしてしまって、Yと初めての喧嘩をしてしまいました。
といっても私は関西弁で、Yはタイ語で何言ってるか、さっぱりわかりませんでしたが・・笑
周りも、まぁまぁ落ち着けという雰囲気になるくらいヒートアップしていたようです。
そして、私は、こうなったYとの関係も、だんだんめんどくさくなったので、、、
3,000Bだけおいて、お店を出ました。
Yの顔を見ることもしませんでした。
お店の外は広い道路でした。
運よくタクシーもポツポツ走っていたので、とりあえずタクシーを止めました。
今どこにいるのかもわからないまま「ナナプラザ」と伝えてタクシーに乗り込みました。
すると、お店からYが私を追いかけてきました。
もう私はタクシーの中です。
外からYが私の名前を呼んでいました。
この時の私は興奮していたはずですが、頭の中は意外に冷静だったと思います。
いや、冷静というより冷ややかという表現がいいかもしれない。
タクシーのお兄さんは私の顔色を伺っていましたが、私はそのまま「GO」といって車を出してもらいました。
その後も私は、一切振り返りませんでした。
・・・
外は雨が降ってきました。
なぜか私的にはドラマのワンシーンかと思うような時間でしたが、こうしてタイで初めてできた彼女Yとの付き合いは終わりを迎えました。
つづく
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